リンカーン

雨が降ったので映画に行きました（＾＾；）


リンカーン




言わずと知れたアメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンの人生を描いた伝記ドラマ。

アメリカの歴史って…ほんの数行しか学んでなかった気がする。
新大陸発見と南北戦争と奴隷解放と今日に至る経済発展、そして原爆、映画の都…
政治に疎く、頭の悪い私にはちょっとしんどいテーマだった。
大昔に観た「レッズ」をチラッと思い出しました。

映画を見ているというより、その場にタイムスリップしたような臨場感で迫ってきます。
全編通しで論争、論争、論争です。脚本書いた人（トニー・クシュナー）凄い！
リンカーンの生まれ育ちが貧しい家で、学校にも満足に通っていなかったのに努力と独学で身を立て大統領の座にまでのぼりつめたという真実も、彼が奴隷解放運動を推し進めていくうえで犠牲にした数々のことも、苦悩も、何も知らなかったです…
ダニエル・デイ＝ルイスの迫真の演技がこわいほど。

トミー・リー・ジョーンズに似ているな～と思っていたらやはり彼でした（＾＾；）
風貌が変わっていて…かたくななまでに奴隷制を憎悪し、それを排するために牛のように進む男を演じていました。その理由がわかるラストにじんと来ます。






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