スズメ対策
近畿南部に亜熱帯地方の風を送り込んできた。
オーブンの中にいるような蒸し暑さ! かんべんしてくれ~


イネの花が咲いています。 ホコリのような白いのがソレ…
花が咲いたと言っても、イネには花びらはない。
「えい」と呼ばれる葉 が変化したものが花びらのはたらきをする。
「えい」が2つに裂けると中から雄蕊 と雌蕊 が姿を現し、受粉すると
たちまち「えい」は閉じられ、中の実、つまりコメが成長をはじめるのだ。

イネの開花は午前中。遅くとも正午までには閉じてしまう。
今日、田んぼに行ったのは3時過ぎだったから、花はとうに咲き終わり
蕾は固く閉じてしまった後だ。
受粉後、だいたい40日ほどで登熟する。
順調にいけば10月半ばに稲刈りを迎える予定。
ハグロトンボかと思われる黒いトンボが飛んでいた。

若い頃は薄暗い藪の中にいることが多い。
暗闇の中で飛ぶ姿はどこかこの世のものとは思えない儚さを湛えている。
昼間に明るいところに出ているのは配偶者を探しての事だろうか。
杭を立てて…

いつものように、スズメ対策として防鳥テープを張った。

こちらでは「スズメのおどし」と呼んでいるが、効果のほどは? な代物である。
防鳥テープを張っても、いつも端っこがかじられている。
観察していると、スズメは身が軽いから穂先に止まって食事に専念できるのだ。
ようやく膨らんできた頃はまだコメも未熟でいくばくか柔らかくて旨いのかも知れない。
スズメ対策をしない地域もある。
大規模な農地なら多少食べられても気にならないだろう。
薬を使っていると鳥は寄ってこないらしい。
めんどうだからしない という声も聞く。
そんな大して役に立たないものを毎年飽きもせずやっている。
もはや稲刈り前の儀式みたいなものなのだ。
Uさんは黒いごみ袋を細工?してポイント立てしている。 さしずめ偽カラス?

以前、鳥を泳がせていたNTさん は、今年はどうしたのだろう(@-@)
防鳥テープを縦横無尽に張り巡らせていた。

風が吹くと、鳥どころか人間でも近寄りがたい雰囲気だ。
NTさんの田んぼはたぶん無農薬なのでスズメに大人気なのだ。
スズメだって健康には気を使いたいものね。
だからこれだけ張りめぐらせても、安心はできないだろう…

今日のおやつはスイカバー♪
ご存じ、種はチョコだ!
日本のアイスは
いい仕事しているよねぇ(^~^)
今日も読んでいただき、ありがとうございます

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| 米作り ヒノヒカリ | 23:45 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑
おはようございます!
がうるさいだろうなぁ~~~
「スズメのオドシ」をする時期なんですよねぇ~?!
決して忘れていた訳じゃないんです・・・
カラスのパー子ちゃんも新人さんの補充バッチリしてあるんですが・・・
今年は自治会行事に気力を使い果たしているので、主人のやる気はゼッロ~です!!!
ガレージから見える上の2枚だけでもやっとかないと
そうそう! JA広報誌の今月号に米の高温障害の話が載っていました。
今年は順調に涼しくなって行ってくれるでしょうか?!
| taru | 2013/09/01 05:04 | URL |