ドイツ旅行4日目


シンプルだけど、種類はあります。
2人ともいつもは朝食はたくさん食べない習慣ですが、
ツアーは買い食いするチャンスがないので、しっかり食べとかないとネ(^m^;)

定刻通り、バスは出発! いきなり渋滞…

みんな会社へは車通勤なのね(^-^;) それで混むからツアーの出発時間が早いのだな。

なんとか市の中心部に到着~
3月22日(木) ドレスデンの最低気温はマイナス1℃、最高気温は3℃デシタ

写真には写っていないけど、時々吹雪いてたんよ

もう、鼻水ダダ洩れ~ (汚いって)

観光の前に、添乗員および現地ガイドさんからシビアな発表が!

かつて「百塔の都」とうたわれたドレスデンは中世にはエルベ川を水路として発展した商業都市でした。16世紀以降はザクセン王国の首都として繁栄を極め、バロック様式の壮麗な宮殿や教会や貴族の館が立ち並んでそれはそれは素晴らしい都だったのですが…
第2次世界大戦の空襲で
一夜にしてすべて破壊 されたのでした

これから見る建物はみな、長い時をかけて
戦後に再建されたもの デス

ゼンパーオペラ

ヨーロッパ屈指のオペラハウス。初代音楽監督はウェーバーで、ワーグナーの「さまよえるオランダ人」「タンホイザー」はここで初演された。 戦後40年かけて再建。1985年に完成。
ツヴィンガー宮殿

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再建されてからまだ30年ほど しか経っていないのに、渋いよね?
いい具合に古ぼけていて、まるで数百年前からあるような重厚な趣だよね?
これは…
実は…
砂岩から染み出した 鉄分と大気汚染の汚れ なんだって!
そういえば、ドイツって重工業が発達した国。
工場からの排煙や車の排気ガスなどが原因の大気汚染で有名でしたっけ

酸性雨が問題になったのも発祥はドイツ?
そういう事実を知らされてから見ると…
なんだか…ガッカリ…

知りとうなかった知りとうなかった知りとうなかったよ~ (T-T)
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時計だけがピカピカなのは、マイセン焼の陶器で作られているから

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ふつうは美女や天使を配するところに、おっさんたちの像があるのは誰の趣味??

建築家が他とは違ったものを作りたかったんだってさ(^-^;)
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三位一体大聖堂

さて!
ドレスデンを語るときに外せないのが、ザクセンのフリードリヒ・アウグスト1世(別名・アウグスト強王)です! 彼はライオンの乳を飲んで育ったため、とても力が強く馬の蹄鉄を素手でポキンポキンと折るほど(^-^;)
女性にモテモテで、実子が360人も!


教会から渡り廊下を通って愛人の家に遊びに行っていたらしい…

しかしながら、ドレスデンの壮麗な建物の数々や美術館にある世界的に有名なコレクション、マイセンの磁器などの歴史的遺産をザクセンにもたらした功績は計り知れないものがあります~
そんな王様がどや顔でこっちを向いている↓
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君主の行列 ↓画像をクリックしてもう1回クリックすると拡大します

ヨーロッパ最古の武芸競技場だった建物の長さ101メートルの壁には、1123年から1904年までのザクセン君主や芸術家が描かれています~ 90人くらい~
マイセンの磁器で作られたタイル画だったので激しい空襲にも焼け残り、25000枚もあった20センチ四方のタイルはもとどおりに修復されたのでした


フラウエン教会
ドイツ最大のプロテスタント教会だったが、1945年2月の大空襲で粉々に崩壊。
つい最近まで廃墟のままだったが、1994年に再建が始まり、2005年10月30日に昔の姿に!
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あっち(矢印)のほうから爆撃を受けて壊れた事をコンピューターで解析、
飛び散っていた瓦礫の中から使えそうな石をもとあった場所に組み込んであります!
と言う現地ガイドさんの説明に、思わず言葉を失うみんな…
もう、ここまでくると再建だろうが何だろうが、
そのエネルギーに驚愕 ですわ(@-@)
日本も戦後に目覚ましい復活と発展をしたけれど
素晴らしいよ、ドイツ人!
教会の中はとてもきれいでした。



エルベ川

ブリュールのテラス から市街地を

がっちりとした、綺麗な街並みです…
オンシーズンには人がごった返しているところだそうですが、
このときは冬…人影もまばらです(^-^;)

このあと1時間ほどの自由時間~
トイレを借りたショッピングセンターで、ドレスデンが発祥のシュトーレンを購入♪
そこのショーウィンドウのパンが旨そうだった…
↓クリックすると拡大します(笑)お手頃値段♪

ちょっと早めのお昼~


旦那さまが一口飲んだワインのグラスを見て、びっくり! ラインが描いてあるっ

私のパイナップルジュースにも!!
きっちりしてるわ~~(@0@)
↓クリックすると拡大します(笑)お手頃値段♪

メインはローストポークでした(^-^;) 付け合わせの人参とポテトの量が…

デザートはパンケーキなん? チーズケーキ? と、どっち寄りか迷うケーキでした(笑)

バスに乗り込んで約27キロ(30分)ほどドライブ~
マイセンの工房を見学♪

入ってすぐ左に、喫茶店が♪
ここではマイセンの食器でティータイムが楽しめるそうですよ!

まずは工房見学…
マイセン社のガイドさん(^-^;)の 日本語がペラペラ!

足で蹴るろくろを使って石膏の型に粘土を押し付けて…
カップと天使の頭があっという間に♪

型をとる人、絵を描く人、人形を作る人、金彩を施す人…
それぞれが専門職で分業で完全な手作業。
マイセンの職人たちはまず試験を受けてマイセンの専門学校(4年)に入学し、技術を学んでからさらに採用試験を受けて合格した人のみが働けるんだそう。





剣のマークは時代によって変遷。
このマークのみを入れる職人がいるそうな(^-^;)

また、最高峰の熟練工になると、自分の作品に印を付け足すことができるんだそう。
その職人 めあてのコレクターもいるんだって…
マイセンで働きながらも自分の足跡を残せるなんて、すごい励みになるよね。
18世紀のはじめ、ヨーロッパでは磁器の制作方法がわからず、高い景徳鎮や伊万里焼などを輸入するしかなかった。そこでザクセン王国のアウグスト2世は、自国でも東洋と同等の磁器を作り、国益にしようと野心を燃やし、ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを始めとする錬金術師や陶工たちを集め、研究させ…

やがてベドガーが苦心の末にヨーロッパで初めて磁器の焼成に成功!
これがマイセン陶磁器の始まり。

ところが、技術の流出を恐れたアウグスト2世は、職人たちを城内に監禁してしまったのよ。
そして、彼らは来る日も来る日もひたすら磁器を作らされ続け…
ベドガーはストレスから酒浸りになり、城から一歩も出ることなく、アルコール中毒で死亡したんだってさ…

それからも色々あったそうだけど、今ではすっかり落ち着いて
マイセン陶器は世界各国で愛されている超高級ブランド食器ですw
最大の輸出国は日本だそうですよ(@-@) ホンマかいな!



高いっ!
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買えませんよ(^-^;)
深いため息の後、みんなはバスの中へ… (爆)
以上でこの日の観光メニューは終了!
アウトバーンをぶっ飛ばしてワイマールへ! 195キロ…(約3時間)
途中、市内の雰囲気の良いレストランで夕食♪


ここでもやっぱりグラスにはラインが(汗)

ちょっと苦いトレビスのサラダ…

そしてメインは牛肉の煮込み料理…

ええ~っ(@m@) またデミグラスソース味だぁ!
それに味付けがとても塩辛い…(涙)
デザートはケーキの盛り合わせ(^^) これは美味しかったけれど…
コーヒーが飲みたいなぁ。。。

ホテル到着は夜の8時


どのホテルに泊まっても、掛布団はいつも畳まれた状態

これはドイツ共通なのかしらん? 自分で広げろ と?
ぴっちりとベッドメーキングされていても寝苦しいけれどね(^へ^;)
羽枕が…ふわふわでとても寝心地がよかったです(笑)
やったー!バスタブ付き♪

ドイツはやはり寒いので熱いお湯がたっぷりと出ましたョ(^m^)
それに、セントラルヒーティングのパネルがあちこちにあって、
部屋の中が寒いということはありませんでした♪

ああ、今日もハードだった…
なのに、明日はホテルを7時45分に出発やって?

身支度して荷造りして、朝食食べて~~
5時半起きかい?!

とっとと、おやすみなさい~~

いつもこんなところまで読んでいただき、ありがとうございます

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| ドイツ | 03:41 | comments:16 | trackbacks:0 | TOP↑
geroちゃん (。・ω・)ノ゙ おはよー♡
見てるだけで、どんだけハードスケジュールな旅だかわかるわ・・・
アメリカ西海岸へ行ったときの事思い出した~
出発早い・帰り遅いで移動が半端ない距離・・・
それでも連日行動できるのは・・・
滅多に行けない異国の地に来てるから?
高い費用掛けてるから?(^^;)
あの愛人に建てた家、凄いね~
一人用じゃないよね・・・
愛人の集合住宅?
経済力も半端なかったんだろうね。(ココが気になる・・・)
| らうっち | 2018/04/15 03:54 | URL | ≫ EDIT